ドイツ国内のギター科がある大学・専門学校

◯ドイツ国内のギター科がある大学・専門学校

・ドイツのギター科がある大学 ・専門学校
ドイツ国内には大小様々な音楽大学があり、ギター科がある大学は40校近くあります。また、日本でいう専門学校にもギター科があります。
有名校の場合、日本をはじめ世界的に有名なギタリストが教鞭をとっている音楽大学であることが多いです。(例:フランツ・リスト音楽大学(ワイマール) ケルン音楽大学(ケルン)など。)その他にも多くの音楽大学にギター科があり、教授が日本で有名でなくても多くの学びや経験が得られることが多いです。
また、ドイツにも日本の専門学校と同じような学校があります。
コブレンツにある コブレンツ国際ギターアカデミーはがそれにあたります。この学校はドイツの音楽大学に入学する為のコースや、音楽大学で学んだ後にさらに研鑽を深めるためのコースなどがあり、講師もドイツを始め様々な国や地域から来ています。

・制度
ドイツの大まかな学校の制度は日本の学部にあたるバッチュラー、大学院にあたるマスター、研究課程のコンサートエグザーメン、そして、博士課程のドクターになります。
日本の音楽大学で4年間の学部を卒業した場合、マスターから入学することができます。
・語学
ドイツの音楽大学で学ぶためには語学学校などで学び、語学試験を受け、合格しなくてはなりません。大学が外国人学生に必要とする語学レベルはB2というレベルですが学校によって必要レベルが違います。大学と提携している語学学校などもあり、音楽大学入学に特化した授業を行っているところもあります。
・入学試験
大学の入学試験は10月からはじまる冬学期入学のための試験が5月~7月、4月からはじまる夏学期入学のための試験が1月~2月にあります。学校によっては冬学期入学用の試験しかない場合があります。
バッチュラーで入学するためには日本の音楽大学同様に音楽理論と聴音の試験とギターの試験があり、学校によっては副科(ピアノ、歌など)と語学の試験があります。
過去に出題された問題は各大学のホームページで確認することができ、大学側が受験対策講習会を開催している場合があります。
・ギターの入学試験
入学試験において一番重要な試験はもちろんギター試験になります。
ギターの試験を突破するためには、教授とのコンタクトが大切になります。どういうことかというと、教授に前もって会い、演奏を聞いてもらい、学籍を自分に貰えるか、または余分な学籍があるか聞かなくてはなりません。
各教授は受け持つことができる生徒数が決まっています。もし教授に生徒をとる余裕がないと試験で合格しても入学することができません。また、四年間付く先生の人柄やその先生の生徒たちの雰囲気を知るためにも前もってコンタクトを取り、クラスの発表会などに足を運ぶことを強くおすすめします。
また、ドイツの入学試験で面白いのが試験の雰囲気です。まず、受験者数がケルン音楽大学などの有名校で教授が多い学校になるとバッチュラーとマスター合わせて60人を超える場合などもあります。そのせいもあり、試験で演奏する時間は15分くらいですが、既に教授とコンタクトがあり学籍を貰う話になっている場合などだと、5分で終わることもあります。
試験の為に用意しなくてはならないプログラムですが、学校やバッチュラーかマスターの試験により違いますが15分から30分ほどです。ルネサンス・バロック、古典・ロマン派、近現代の3つの時代様式の曲を演奏しなくてはなりません。私が試験会場で見た受験者のプログラムは以下のものです。

ルネサンス・バロック

・ジョン・ダウランド ファンタジー

・JS バッハ 無伴奏ヴァイオリン ソナタ または パルティータから

・JS バッハ リュート組曲から                 など

古典・ロマン派

・M・ジュリアーニ ロッシニアーナ、ソナタ など

・F. ソル   魔笛の主題による変奏曲 グランソロ など

・N コスト  劇的幻想即興曲 など

・レゴンディ  序奏とカプリス など

・F タレガ  アルハンブラの思い出 ヴェネチアの主題による変奏曲 など

近現代

・ロドリーゴ 祈りと踊り、3つのスペイン風小品 など

・オアナ   ティエント

・ヒナステラ ソナタ

 

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